アフィリエイト広告を利用しています

ペットボトルで作る簡単な石けん

ペットボトルで作る簡単手作り石けん

簡単にできる手作り石けんというと、溶かして固めるだけのグリセリン石けんを思い浮かべる人も多いと思いますが、コールドプロセス製法でもペットボトルで簡単かつ安全に作ることができます。通常の石けん作りと比較すると、使用道具が最小限のため、後片付けの手間も省ける上、トレースが出るまでの時間も早いのが特徴です。色分けをする際には、ペットボトルを数本準備して分けて作るといいでしょう。

目次

必要な道具

ペットボトル

飛び散ると危険なため、ボトルにヒビが入っていないか、蓋が割れていないかを事前にしっかり確認します。一種類の石けんを作る場合は、2Lのペットボトル、色分けをする場合や、オプションを変えて作る場合は、500mlのペットボトルを数種類使います。

ペットボトルの保温カバー

石けん生地を保温する目的に使用しますが、万が一、ペットボトルが割れてしまったりした際に、カバーがあれば飛び散る心配もなく安全です。カバーは市販のものでもいいですが、保温できる素材の布で作っても構いません。

耐熱性の計量カップ

苛性ソーダ水を作る際の計量カップです。

デジタルの計量測り
温度計2本
石けんの型

繰り返し利用できるアクリルモールド型などがない場合は、牛乳パックで代用できます。

ペットボトルの湯煎用鍋
保温箱
ゴム手袋、花粉症用メガネかゴーグル、マスク

石けん生地は強アルカリのため、肌に触れると火傷のようになります。また、苛性ソーダ水を作る際にも刺激臭があるため、慣れるまでマスクを着用すると良いでしょう。

材料

オイル

レシピに従って、オイルを必要量準備します。ブレンドの場合は、配分を決めておきます。

精製水

ハーブティーなど、水分の置き換えをするのも良いでしょう。

苛性ソーダ

劇物指定の薬品です。18歳以上の人が薬局で購入することができます。

香料や色材

エッセンシャルオイル(精油)などの香料や、クレイ、スパイスなどの色材。

オプショナル素材

ハーブや蜂蜜、ゴートミルクパウダーなど、トレース後に加えるオプショナル素材。

手順

① 必要量のオイルをペットボトルに入れます。パームオイル、シアバター、ココアバターのように常時固まっている油脂は、事前に湯煎をして溶かしてからペットボトルへ入れます。ペットボトルを熱湯の入った鍋の中に入れ、湯煎して40度まで上げます。温度計はペットボトルの口に差します。

② 耐熱性の計量カップに精製水を必要量入れ、事前に計っておいた苛性ソーダを加え、よく混ぜて苛性ソーダを溶かします。苛性ソーダを加えると、即座に80~100度まで温度が上がるため、取り扱いには十分注意します。同時に刺激臭もするため、事前に換気しておきましょう。

③ 鍋の中に氷水を張り、その中に苛性ソーダ水の入った計量カップごと入れ、40度まで冷やします。

④ 苛性ソーダ水とオイルの両方が40度になったら、オイルの入ったペットボトルの中に苛性ソーダ水を注ぎ入れます。ペットボトルの口が狭い場合はこぼさないよう注意しましょう。

⑤ ペットボトルの蓋をしっかり閉め、ペットボトル全体を透明のビニール袋で覆い、ペットボトル保温カバーに入れます。

⑥ ペットボトルを振り始めると、20分ほどで固まり始めるのが確認できます。まだ固まっていない場合はさらに振ります。固まり始めてきた場合は、さらに10分ほどしっかり混ぜてから型入れをします。

⑦ 発砲スチロールなどの保温箱に丸一日入れ、1週間後に乾いていたら型出しをして好みの大きさにカットをし、さらに1か月熟成・乾燥させて出来上がりです。