リバッチという言葉を聞いたことはありますか?手作り石鹼のサイトや記事などをみても、リバッチという言葉が多く出てきます。今回はその「リバッチ」についてお話していきます。
目次
リバッチって何?
リバッチとは、「作り直し」のことです。手作り石鹼を作って、余った石鹼を利用して新しく違う形の石鹼を作ることができます。とても簡単にできる方法です。次にリバッチのやり方についてお話します。
リバッチのやり方って?
まず、①みじん切りした石鹼と水を耐熱性にある容器に入れます。石鹼45g~50gに対して、水は10cc程度です。
次に、②電子レンジでチンします。最初は、10秒ずつチンしてください。ある程度加熱してきたら、5秒くらいで中身が溢れてきますので、目を離さないようにしてください。様子を見て、少し水を足しても大丈夫です。もし足さなくても大丈夫そうなら、そのままで大丈夫です。
③2回目の加熱の時に、お好きなオプションを加えてください。(クレイやオイル、エッセンシャルなど)この際、少し混ぜ合わせますが、あまり混ぜすぎると泡立ってしまうのでご注意ください。
④しっかり混ざって、石鹼が溶けたら、お好きな型に流し込んで下さい。
やり方はとっても簡単ですねしかしこれよりさらにアレンジ出来ちゃうんです!次はそのアレンジ方法をご紹介します。
リバッチ石鹼のアレンジ方法!
①牛乳パックで型をとる方法 ▷ 手作り石鹼を作る際の1番スタンダードな方法です。
②カラフルな石鹼入り石鹼 ▷ ベースとなる石鹼を溶かした後、色んな色のカラフル石鹼を溶かさずに混ぜ合わせていきます。あとは固めれば完成です。白ベースの石鹼に色んな色の石鹼を入れるととっても可愛いフルーツケーキみたいになります
③2層になった2色石鹼 ▷ あらかじめお好きな型を用意しておいて、下半分に溶かした石鹼を流し込みます。そして固めてから、上半分に違う色の石鹼を流し込みます。そしてまた固めます。きっちり固まったら完成です。
ハートの型に、下の段をピンク色・上の段を赤色などにすると、とってもキュートになりますし、星形の型に、下の段を濃い青色・上の段に黄色にすると綺麗な星になります。色んなアレンジができそうですね。
④カップケーキのような石鹼 ▷ ケーキを作る際に使うカップに、溶かした石鹼を流し込んでいきます。その上に、ハーブやスクラブ、コーヒー、お茶の葉などをトッピングします。あとは固めて完成です。
先ほどご紹介した2層になった2層石鹼も取り入れれば、より完成度の高いケーキ石鹼ができそうですね
では、もし失敗してしまったらどうすればいいのでしょうか?最後に、失敗してしまった時の対処法をご紹介します。
もし失敗してしまった場合は?
①型から外れない場合 ▷ 冷凍庫に型ごと入れて、2時間後に取り出して10分ほど放置しておき、その時に出た結露で取り出すことができます。
②全く固まらない! ▷ 色んなものを入れすぎると、固まらない場合があります。ずっと置いているのに固まらない!という場合は、ジェルソープとして使うことも可能なので、潔く諦めてジェルソープとして使うこともオススメです。
作って余ってしまった石鹼を捨ててしまうのはもったいないので、保管しておいて、色んなアレンジ石鹼を作ってみてください。