手作り石けんと言っても作り方やレシピはいくつかあり、レシピによって全然違う石けんが出来上がります。オーソドックスな四角い石けんから透明でプルプルな石けん、カラフルなものから液体石けんまで様々です。初心者でも簡単にできる手作り石けんのレシピを2つご紹介します。
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グリセリンソープで手作り石けん
簡単にできる手作り石けんといえば、グリセリンソープを使った手作り石けんです。グリセリンソープを溶かして型に流し込んで固めるだけで作れるので初心者でも簡単に手作り石けんが作れます。
グリセリンソープとは植物オイルとグリセリンでできた固形石けんでクラフト石けん原料として使われることが多く、半透明のものや着色済みのものが販売されています。「MPソープ」とも呼ばれています。お好みで香りや色もつけられアレンジの幅も広いです。
それではグリセリンソープで作る手作り石けんのレシピをご紹介します。道具は、耐熱容器、石けんの型(熱に強いもの)、カッター。材料は、お好みのグリセリンソープ、色付け用食紅、香り付け用に精油。作り方はまずグリセリンソープをカッターで2cm角程度に切り揃えます。次に耐熱容器に切ったグリセリンソープを入れ電子レンジ500wで20〜30秒温めて溶かします。溶けたグリセリンソープに精油と食紅等で香りと色をつけます。グリセリンソープを型に流し込み粗熱がとれたら型から外して出来上がりです。
石けん素地を使った手作り石けん
グリセリンソープは溶かして固めるだけでしたが、石けん素地での手作り石けんは混ぜてこねるだけなのでますます簡単です。
石けん素地を使った手作りレシピをご紹介します。必要な道具は、ボウルだけです。手でこねるだけなのでこれだけあればできます。形を綺麗に取りたい方は型を用意してください。材料は、石けん素地300gとお湯またはハーブティー150ml、お好みの精油数滴です。石けんの持ちをよくしたい方はお湯の代わりにオリーブオイルでこねると良いです。その場合は石けん素地300gに対して45mlのオイルをまぜてください。作り方は、濃いめに煮出したハーブティー(またはお湯)を石けん素地に少しずつ加え手でこねていきます。硬さの様子を見ながらこねてください。石けん素地がまとまってきたら手や型で成形してバットの上など1ヶ月程度乾燥させたら出来上がりです。とても簡単に作れますね。お湯やハーブティーを加える時に石けん素地の硬さの様子を見ながら少しずつ加えていくことがポイントです。
お手軽に手作り石けん
どちらの方法もとても簡単なのでお手軽に手作り石けんを作れますね。火傷に注意すればお子様と一緒に作ったりするのも楽しいでしょう。初めて手作り石けんを作る方や、手作り石けんを作ってみたいけれど上手くできるか心配な方にオススメのレシピです。お子様でも簡単にできるので、夏休みの自由研究に作ってみるのも良いですね。
石けん素地を使った手作り石けんは乾燥に1ヶ月かかるので早めに欲しい方はグリセリンソープでの手作り石けんから始めてみてください。出来上がりまで気長に待てる方は石けん素地を使った手作り石けんの方が作り方も簡単で道具もほとんど必要ないのでチャレンジしやすいのではないでしょうか。簡単な作り方から初めてだんだんと本格的な石けん作りにチャレンジしてみてください。