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そもそも米油って何?
皆さん、米油と聞くとどんなイメージがありますか?最近は、オイルブームとなっていてお料理に使う油もいろんな種類のものがりますが、米油も料理などで使うイメージがあるのではないでしょうか。
「米油」というと、お米から抽出された油?と思いますが、実はそうではなくて、玄米から白米に生成されえる際の「米ぬか」から抽出される油のことです。米ぬかは、昔から美容にもよいとされていますし、とても効果がありそうですよね。それでは、米油の美容・美肌効果はどのようなものなのでしょうか?
米油の美容・美肌効果は?
米油には、食用のものと化粧用のものがあり最近では食用のものをスーパーでも見かけるようになってきました。
米ぬかから抽出された油というだけで体によさそう!と思いますが、実はその秘密は「スーパービタミンE」とも呼ばれる「トコトリエノール」という成分です。
スーパーとつくだけあって、そのビタミンEの効果は、普通のビタミンEのなんと50倍もの抗酸化力があるのです。
抗酸化とは、体のサビ(酸化)を防止する作用のことで、体がサビにくく(酸化しにくくなる)ことが、美肌はもちろん若々しさを保つために重要と言われているのです。」
例えば、揚げ物は体に良くないと言われるのは酸化した油を取り込むことで体をさびやすくしてしまいますが、米油は酸化しにくいので体がさびにくくなり動脈硬化の防止にも役立つと言われているのです。
食べるだけでなく、お肌に直接塗る化粧用としても大変効果的で、シミを抑制させるさようや、スキンケアとして、またマッサージオイルとしても使うことができます。
米油石鹸のレシピ
そんな米油を贅沢に手作り石鹸に配合したレシピをご紹介します。
<材料>
オリーブオイル 250g
米油 100g
ラード 150g
苛性ソーダ60g
<準備するもの>
・エプロン
・目を保護するゴーグル、マスク、
ゴム手袋
・新聞紙
・鍋、ボウル、泡だて器、スプーン2本
・温度計、スケール、ゴムベラ、カップ、
・耐熱性のプラスチック容器
・石鹸を流しいれる型
<作り方>
1苛性ソーダと精製水を耐熱容器に入れ、かき混ぜる
290度くらいまで発熱するので、水の入ったボウルに容器ごと入れて40度前後まで冷ます
3オイルをすべて一緒にし、40度くらいまで湯せんで温める
4苛性ソーダ水とオイルを合わせて、泡だて器で混ぜる
5生地で絵が描けるくらいしっかりとしてきたら、お好みの香り付けや色付けをして型に入れる
61日間おいて、固まっているようなら型から出し、一か月ほど風通しの良い暗冷所において熟成させる
米油をつかった石鹸はなかなか手に入らない?!
いかがでしたか?少し、手が込んでいて難しそうに感じるかもしれませんが、米油をこれだけ贅沢に使用した石鹸は市販でもなかなか手に入りません。米油の美容効果は高く、エステサロンなどでは、マッサージオイルとして使われているところもあります。そんな少し贅沢なものでも、手作り石鹸なら簡単に日常生活に取り入れることができます。普段毎日使うものをちょっと贅沢にするだけでバスタイムが楽しくなるはずです。