皆さんはがよく目にするのは白色の石鹸か、色付きの石鹸ではないでしょうか?「透明な石鹸なんて作れるの?」と思われるもしれませんが、実はとっても簡単に作れちゃいます。今回は透明なソープの作り方をご紹介いたします。
目次
グリセリンって?
グリセリンはアルコールの一種で、植物油から採取する透明の液体で、水に溶けます。水分を引き寄せる性質があり、化粧品や食品の甘味料として幅広く使われています。安全性が高いうえに、保湿力も抜群です。ドラッグストアなどに行けば、何百円で売っておりコスパがいいことも嬉しいですね。
では、グリセリンとワセリンはどう違うのでしょうか?
ワセリンとグリセリンの違い
ワセリンとグリセリンは似たもののように感じますが、実は正反対です。グリセリンは水溶性なので、水に加えると綺麗に混ざります。化粧品や化粧水、クリームなどにも使われています。
一方、ワセリンは油性の物質なので水に溶けません。液体にするには60℃以上に加熱する必要があります。しかし、40℃近い温度で固形に戻ろうとするので、化粧水などには利用できません。
肌に使用した際も、グリセリンは水分を引き寄せて肌をしっとりさせます。つまり、水で保湿するのがグリセリンです。さっぱりした感触なので夏場などにも使いやすいです。
ワセリンは、肌に伸ばすと、油性の保護膜が肌を覆います。したがって、肌をしっとりさせるのはワセリンなのです。
ここまで紹介してきたのは、どちらも水で薄めた時の話で、グリセリンをそのまま肌に使ってしまうと肌の水分を吸い上げてしまって逆に乾燥してしまうので、直接は使用しないでください。
では、グリセリンソープはどのように作るのでしょうか?
グリセリンソープの作り方
グリセリンソープの特徴は、苛性ソーダを使わないことです。早速、作り方をご紹介していきます。
①グリセリンソープを購入する。(専門店や通販、薬局などもの販売されています。)
②小さくカットしたグリセリンソープを鍋に入れて熱を加えて溶かしていくか、耐熱皿に入れてラップをかけて電子レンジでチンしてください。
③液状になった石鹸にお好みのオイルやエッセンシャルオイルを加えていきます。そして、お好みの型に入れて乾燥させます。
④固まった石鹸を使いやすい大きさにカットして完成です。
とっても簡単に作ることができますし、なにより低コスパで作れてしまいます。
最後に、透明なグリセリンソープにどんなものを入れたら可愛く仕上がるのでしょうか?
グリセリンソープのオススメオプション
果物 ▷輪切りにした果物をグリセリンソープの中にいれると、透明な石鹸なので中が見えて可愛いですね。
花 ▷お好きなハーブや可愛いお花などを入れても可愛いです。洗面台やお風呂場に置いておくだけでも可愛いですね。
色をつける ▷青などを使うと、涼し気で夏などの暑い日にぴったりですし、ピンクや黄色なら水回りにも春がやってきたような雰囲気になります。
いかがでしたでしょうか?
透明なグリセリンソープは、安心・安全に使用できて、作り方もとっても簡単、しかも低コスパなので失敗しても悲しくならない!さらに、透明なのでアレンジは自由自在なので、自分だけのお気に入りソープが作れちゃいそうですね